SOLID ツールチェーン

この章では SOLID が使用しているコンパイラツールチェーンについて解説します。

ターゲットに依存しない記述についてはアーキテクチャ(ARM など)を省略し、リリースバージョン(s007 など)のみで解説します。

注釈

リリースバージョンが同じツールチェーンは、アーキテクチャ間の差異を除き、基本的に同じ仕様(同じソースツリーから同じ設定でコンパイラとライブラリをビルド)であることを意味します。そのため、リリースバージョンは連番になるとは限りません。また、SOLID のリリースバージョンが同じであっても、アーキテクチャごとにツールチェーンのリリースバージョンが異なる場合もあります。

SOLID ツールチェーンは GNU ベースの exeGCC(s007 まで)と LLVM ベースの exeClang(s008 以降)の 2 種類が存在します。exeGCC では Clang コンパイラもサポートされていましたが、exeClang では GCC はサポートされません。