SOLID-IDE オプションメニューの主な設定項目
SOLID-IDE のメインメニューの
で表示されるダイアログ中のよく使われる項目について解説します。プロジェクトおよびソリューション
プロジェクトおよびソリューションのビルド時の振る舞いについて設定します
全般
- ビルド完了時にエラー一覧を表示(T)
この項目にチェックをすると、ビルドが完了した際に、エラー一覧のウインドウを表示するか、どうかの設定をします。
エラー一覧表示の例
ビルド/実行
- 並行にビルドするプロジェクトの最大数(X)
ダイアログの[並行にビルドするプロジェクトの最大数(X)]の欄に、数字を入力します。複数コアのビルドPCでビルドが速くなります。 コア数と同じぐらいの数字を入れると良い結果が得られることが多いですが、ストレージのスピードにも影響されるので、 大きな数字を入れたからといって、必ずしも良い結果が得られるとは限りません。
- 実行時にプロジェクトが古い形式の時(O)
デバッグ実行時に、ソースファイル等が更新されたかどうかの確認を行い、更新されていた場合の振る舞いについて設定します。
- ビルド時に確認する
デバッグ実行前に、ビルドするかどうかの確認ダイアログが出ます。(デフォルト)
- 常にビルドする
確認をせずにビルドをデバッグ実行します。
- ビルドしない
ビルドせずにデバッグ実行をトライします。実行に失敗することもあります。
- MSBuildプロジェクトビルド出力の詳細(V) / MSBuildプロジェクトのビルドログファイルの詳細(L)
ビルド時に出力ウインドウに表示される内容、もしくは、ビルドログファイルに出力される内容の出力レベルを設定します。
- 簡易
stderr
msbuild のエラー
- 最小
簡易の出力内容
コンパイルファイル
出力ファイル
警告メッセージ
- 標準
最小の出力内容
実行した msbuild タスク名
その他標準的なメッセージ
- 詳細
標準と同じ
- 診断
詳細の出力内容
環境変数
プロパティ値
その他すべてのメッセージ
注釈
出力をエラーと警告だけに絞りたい場合には 簡易 を選択します。
簡易を選択した場合の出力ウインドウの例
注釈
ビルド時に使用されているコンパイラの path や、環境変数、ビルドオプション等を確認したい場合には 診断 を選択します。
テキスト エディター
テキストエディタの振る舞いを設定します
すべての言語
言語ごとに振る舞いを設定可能ですが、ここではすべての言語共通の設定について、主なものを説明します。
全般
行番号の表示の有無を設定します。
スクロールバー
スクロールバーの振る舞いを設定します。
- バーモード
通常のスクロールバーのモード
- マップモード
縮小表示のソースコードが表示されるモード
- プレビューツールヒントの表示 (T)
マップ上にマウスカーソルを移動すると、通常サイズに拡大されたソースが表示される
- ソースの概要 (S)
マップモードの幅を なし/普通/中/ワイドで指定可能。
マップモード表示の例、プレビューツールヒントが表示された状態
デバッグ
デバッグ時の IDE の振る舞いについて設定します。
RTOS
- RTOSの自動検出
実行している RTOS を自動的に検出して、RTOSビューアー等で、検出値を検出します。
- RTOS情報の自動更新
RTOSビューアーの表示更新を、実行ブレーク時に自動的に行います。 ベアメタル環境や、RTOS実行前のブレークを想定した使い方をする場合には、OFF に設定してください。 ONにしたままだと、不正なメモリを読もうとして例外が発生する場合があります。