ログ出力
API
ログ出力関連のAPIを使用するには、solid_log.h
をインクルードしてください。
#include "solid_log.h"
ログ出力APIは単純な出力のみを行い、排他処理は行っていません。SMP時に複数のCPUから ログ出力を行う際は、OSのログ出力機能(syslog等)をご利用ください。
ログ出力でVLINK使用時の注意 VLINKはCPU0でのみ有効です。SMP時にCPU0以外でログ出力をVLINK経由で 出力しようとした場合、その呼び出しは無視されます。
ログの出力先
SOLID_LOG_SetMode
-
void SOLID_LOG_SetMode(int mode)
ログ出力の設定を行います
- パラメータ
mode -- ログの出力先 (SOLID_LOG_MODE_XXXX)
SOLID_LOG_PutChar
-
void SOLID_LOG_PutChar(char c)
1文字分ログ出力を行います
- パラメータ
c -- 出力を行う文字
SOLID_LOG_puts
-
int SOLID_LOG_puts(const char *s)
1文字列分ログ出力を行います
- パラメータ
s -- ログ出力を行う文字列へのポインタ
- 戻り値
出力した文字数(byte)
SOLID_LOG_write
-
int SOLID_LOG_write(const char *s, size_t l)
指定された長さ分ログ出力を行います。
- パラメータ
s -- ログ出力を行うデータのポインタ
l -- ログ出力を行う長さ
- 戻り値
出力したデータ数(byte)
SOLID_LOG_printf
-
int SOLID_LOG_printf(const char *fmt, ...)
指定された書式でログ出力を行います
- パラメータ
fmt -- 書式(printfと同等)
- 戻り値
出力した文字数(byte)
SOLID_LOG_vprintf
-
int SOLID_LOG_vprintf(const char *fmt, va_list arg)
指定された書式でログ出力を行います
- パラメータ
fmt -- 書式(printfと同等)
arg -- 引数のリスト
- 戻り値
出力した文字数(byte)
要実装関数
ログ出力関連の要実装関数の定義は、impl_log.h
にあります。
#include "impl_log.h"
IMPL_LOG_Init
-
void IMPL_LOG_Init(void)
ログ出力を初期化します
ログ出力を行うデバイスの初期化を行ってください
IMPL_LOG_Putc
-
void IMPL_LOG_Putc(unsigned char c)
ログ出力を1文字分行います
- パラメータ
c -- 出力するキャラクタ