サンプルプロジェクトの実行
注釈
ここで説明しているは、SOLIDの機能を試していただくサンプルとして実装されたものです。厳密なテストや、パフォーマンスのチューニングなどは行っておりませんので、動作保証の対象外となります。
ファイルの取得
シミュレータ環境で実行可能なサンプルプロジェクトを実行するには、ダウンロードサイトから以下のファイルを取得してください。
solid-os-b9fcb79-aarch64-qemu-20210730.zip (AArch64用)
また、ファイルを展開すると、下記のようなサンプルプロジェクトが apps ディレクトリ内に同梱されています。
タスク切り替えサンプル |
qemu-virtmini-sample-asp3-demo-task-aarch64-S
qemu-virtmini-sample-fmp-2CPU-demo-task-aarch64-S
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SOLID独自形式ローダブルサンプル |
qemu-virtmini-sample-asp3-demo-loader-aarch64-S |
DLL形式ローダブルサンプル |
qemu-virtmini-sample-asp3-demo-dll-aarch64-S |
ここでは、AArch64用の qemu-virtmini-sample-asp3-demo-task-aarch64-S を使用します。
ソリューションのビルド
ソリューションファイル qemu-virtmini-sample-asp3-demo-task-aarch64-S.ptsln を開き、ビルドしてください。
デバッグの開始
デバッグ実行を行うには、「PARTNER QEMU Debug Engine」ボタンを押下します。自動的にQEMUシミュレータが動作し、デバッグ実行を開始します。 あらかじめブレークポイントを設定しておけば、そこで停止します。
サンプルの動作について
初期タスク(root_task)が、子タスク(child_task)32個を動的に生成し、開始します
子タスクは自分の処理が完了したら、イベントフラグを設定します
初期タスクは子タスクからのイベントフラグを待っており、全てのタスクが完了すると、全ての子タスクを削除します
このあと、また子タスク32個の動的生成に戻り、この処理を繰り返します。