ハードウェアのセットアップ (RZ/A1H)

SOLID-IDEでデバッグを開始するためには、PARTNER-Jet2とターゲットボードが正しく接続されている必要があります。 ここでは、RZ/A1H Starter Kit に付属しているボードのセットアップ方法を説明します。

AG903 Starter Kit のセットアップに関しては、ハードウェアのセットアップ (AG903) を参照してください。


Jet2本体とボードの接続

PARTNER-Jet2本体とRZ/A1Hボードをプローブで接続します。

JTAGプローブCoreSight 10Pinコネクタ を接続後、画像のようにプローブの JTG の刻印がある方を Jet2本体側に、コネクタ側をRZ/A1Hボードに接続します。

../_images/rza-jet2-connect.jpg

ボードとPCの接続

USBケーブルでPCとRZ/A1Hボード間を接続します。

USBからボードに電力が供給され、基板上のLEDが赤く点灯した状態になります。

Note

電源用のMicroUSBケーブルは付属しておりませんので、別途ご用意ください。

../_images/rza-power-on.jpg

電源用のMicroUSBケーブルは、シリアルコンソール用のケーブルを兼ねています。

PCのターミナルソフト(Teraterm等)の設定は以下のようにしてください。

ポート: COM?? (??の部分はPCの環境によって変わります)
ボーレート:115200 bps
データ:8bit
パリティ:無し
ストップビット:1bit
フロー制御:無し

PARTNER-Jet2本体とPC間の接続

PARTNER-Jet2に付属の USBケーブル で、PARTNER-Jet2本体とPC間を接続します。

この状態でPARTNER-Jet2のPOWERスイッチをONにすると、本体のPOWERとTGPWR LEDが点灯します。 これでセットアップが完了しました。

Note

PARTNER-Jet2本体のTGPWR LEDが点灯しない場合は、プローブの接続が正しく行われていないか、ターゲットの電源がONになっていない可能性があります。

../_images/jet2-tgpwr-on.jpg