ハードウェアのセットアップ (AG903)
SOLID-IDEでデバッグを開始するためには、PARTNER-Jet2とターゲットボードが正しく接続されている必要があります。 ここでは、AG903 Starter Kit に付属しているボードのセットアップ方法を説明します。
RZ/A1H Starter Kit のセットアップに関しては、ハードウェアのセットアップ (RZ/A1H) を参照してください。
Jet2本体とボードの接続
PARTNER-Jet2本体とAG903ボードをプローブで接続します。
JTAGプローブ と ARM 20pinコネクタ を接続後、画像のようにプローブの JTG の刻印がある方を Jet2本体側に、ARM 20pinコネクタ 側をAG903ボードに接続します。
ボードへの電源の接続
AG903ボードに付属の電源を接続します。電源がONになると、基板上のLEDが赤く点灯します。
ボードとPCの接続
USBケーブルでPCとAG903ボード間を接続します。このUSBケーブルはシリアルコンソール用に使用します。
Note
MicroUSBケーブルは付属しておりませんので、別途ご用意ください。
PCのターミナルソフト(Teraterm等)の設定は以下のようにしてください。
ポート: COM?? (??の部分はPCの環境によって変わります)
ボーレート:115200 bps
データ:8bit
パリティ:無し
ストップビット:1bit
フロー制御:無し
PARTNER-Jet2本体とPC間の接続
PARTNER-Jet2に付属の USBケーブル で、Jet2本体とPC間を接続します。
この状態でPARTNER-Jet2のPOWERスイッチをONにすると、本体のPOWERとTGPWR LEDが点灯します。 これでセットアップが完了しました。
Note
PARTNER-Jet2本体のTGPWR LEDが点灯しない場合は、プローブの接続が正しく行われていないか、ターゲットの電源がONになっていない可能性があります。