報道関係各位
京都マイクロコンピュータ株式会社とデータテクノロジー株式会社は
「SOLID開発プラットフォーム」の販売連携をします
2018年6月27日
京都マイクロコンピュータ株式会社(本社:京都府京都市、以下 KMC)は、KMC製品である開発プラットフォーム「SOLID」について、データテクノロジー株式会社(本社:東京都立川市、以下「データテクノロジー」)と販売業務において連携することを発表いたします。
<開発プラットフォーム「SOLID」>
KMCは、組み込み用マイクロプロセッサ向け開発環境とリアルタイムOSを統合した一体型ソフトウェア開発プラットフォーム 「SOLID」 を、2016年6月に発表し、翌2017年6月より販売を開始しています。組み込みシステムの開発準備段階からプログラムデバッグまで、SOLIDはシステムコンフィグレーションや実行時検証など一連の作業における開発者の快適さを追求した、新しいコンセプトのプラットフォームとして既に国内電子機器メーカー各社様にご採用いただいています。
SOLIDの概要
SOLID は、RTOSとコンパイラ・デバッガ・IDE の開発ツールを一体化した新しい組込み機器用ソフトウェア開発プラットフォームです。KMCはSOLID を通じて、開発者が本来のクリエイティブな業務に最大のパフォーマンスを発揮して「かしこく開発」し、また、不具合のモグラ叩きに翻弄されずに「スマートにデバッグ」する環境を提供することで、高品質なソフトウェア製品が計画通りにリリースできるよう支援することを目指しています。
<データテクノロジーとの販売連携>
KMCでは、マイクロコンピュータ応用製品開発メーカーのエンジニアに対して、ハードウェア/ソフトウェア両面で多様なソリューションを有するデータテクノロジーと販売連携を図る事により、より多くの、幅広い分野のお客様の元にSOLIDをお届けできるものと考えています。 また、データテクノロジーが取り扱っている「Centeミドルウェアシリーズ」やドライバと、KMCのSOLIDとを連携させる事により、開発現場のニーズに合ったシステム構築とサービス提供が可能になります。
<RTOS開発セミナーを開催>
KMCではSOLIDをより多くのお客様に知っていただき、ソフトウェア開発手法や解析のアプローチを学んでいただけるよう、きたる2018年7月25日に、TKP新橋カンファレンスセンターにおいて、SOLIDを使った「RTOSシステム開発セミナー」を開催予定です。データテクノロジーも販売店として本セミナーに同席いたします。
以上
-データテクノロジーについて-
データテクノロジーはマイクロコンピュータを使用して機器の開発を行う国内開発メーカーのエンジニアに対して、ハードウェア/ソフトウェア両面からの開発支援ツールなどを提供する専門会社として1993年9月に設立されました。開発現場において、エンジニアであるお客様自身が望むものを、的確かつ迅速に提供し続け、国内「組込機器開発」業界での確固たる地位を確立してきました。2001年には組込開発の総合ブランド「Cente」(セント)を立上げ、μITRON対応の自主開発ソフトウェアモジュール「Centeミドルウェアシリーズ」を中心に、様々な開発環境をご提供すると共に、お客様からのハードウェア/ソフトウェアのカスタム開発委託にも対応できる開発体制も確立し、組込開発に関わる全てのサービスをトータルに提供できる「ワンストップソリューション」を展開しています。また、近年は「Cente」で長年培ってきた技術を使用し、
IoTセンサーからサーバ、通信サービスまでオールインワンの遠隔監視制御システムソリューション「みまわり伝書鳩」を提供させていただいております。
-KMCについて-
KMCは、1985年の設立以来、デバッガソフトおよびICEのメーカーとしてデバッグ環境を中心に開発環境の向上を図っています。ソフトウェア技術を中心に据え、それを活用するためのハードウェアも独自に開発、JTAG ICE、ROMインサーキットデバッガ、コンパイラなどの開発環境を軸に時代のニーズにお応えする製品をご提供いたします。マルチコアCPUへの対応、組み込みOS環境での効率的なデバッグ等、今求められる技術、製品を開発するエンジニア指向の会社です。