講演動画を公開:
「SOLID(RTOS)+LinuxのマルチOSで、大規模制御ソフトを安全に開発」(約30分)
2024年7月 産業オープンネット展にて当社が講演した動画を本サイトにて引き続き公開いたします。
講演概要:
Linuxだけで組込みシステムを構成する場合、1msなど正確な時間単位で制御しようとしても難しい場合があります。それを解決するため、高機能性と実時間性を両立したDual OSシステム(RTOS + Linux)をHypervisorなしで実現する方法をご提案します。
講演動画(約30分)
講演中で紹介しているデモの説明
RTOS(SOLID)+Linux をラズパイ上で共存させています。
高速で回転する円盤上の小さい孔をセンサーで検知し、回転速度を計算します。
カメラの正面に大きな穴が来たタイミングでトリガを発生させ、カメラのシャッターを切ります。
カメラで撮影した画像は、Linuxアプリを使ってUSB経由で取り込み、HDMI経由でモニタに映します。
OS構成による比較動画(音声なし 約1分)
この円盤デモをLinuxだけで制御した場合が左、Linux+RTOS で制御した場合が右です。Linuxだけで制御した場合、画像のブレ(ジッター)があることがわかります。