SOLIDご提供プラン
SOLID標準ライセンス 保守・サポートについて オプションプラン RTOS関連費用
はじめに
SOLIDは「開発ツール一式」の「利用権」を期間と数量に応じたサブスクリプションライセンス形態でお客様にご提供させていただきます。サブスクリプションライセンス形態でのご提供には、以下のようなメリットがあります。
- ソフトウエアを導入する際、買取の場合は固定資産として原価償却による会計処理が必要であるのに比べ、サブスクリプションライセンスであれば会計年度内の使用料を経費として計上できます。
- サブスクリプション契約期間内であれば、保守サービス契約無しでソフトウエアのバージョンアップサービスを受ける事ができます。
- 開発日程や開発規模に応じて、柔軟にライセンス数の増減ができます。
SOLID標準ライセンス
サブスクリプションライセンスに含まれるものは?
- SOLID-IDE (Visual Studioを別途購入する必要はございません)
- SOLIDコンパイラツールチェーン (GCC、LLVM/ClangおよびRust)
- Arm用デバッガソフトウエア (JTAGデバッガハードウエアは含みません)
- QEMU仮想マシン(バイナリのQEMU ARM、バージョン 2.1.0 以降)
- KMC提供のArm Cortex-AおよびCortex-Rプロセッサ用TOPPERSカーネルおよび、SOLIDコアサービスライブラリ(ロイヤリティは不要です)
- メールによる技術サポート
- SOLIDバージョンアップ版の入手(バージョンアップは無償です)
年間利用料
- 年間利用料基本ライセンス費用は 250,000円/年/本(税別)
- 6本以上のボリュームディスカウントプランもございます
契約本数 | 年間ライセンス
単価(円・税別) |
1~5 | 250,000 |
6~15 | 200,000 |
16~30 | 180,000 |
31~50 | 160,000 |
51~75 | 150,000 |
76~100 | 140,000 |
101以上 | 別途ご相談 |
ライセンスに関する注意事項
- SOLIDをご利用する人数分のライセンスをご契約ください。
- 年間ライセンスの他に、50,000円/月から1ヵ月単位でご利用いただけるプランもご用意しています。
- 開発対象のプロジェクトに対する制約はありませんので、ライセンス契約期間中であれば複数の製品開発にSOLIDをご使用いただけます。
- SOLIDのターゲットプロセッサは Arm Cortex-A、RおよびMです。いずれの開発にも1つのライセンスでご使用いただけます。
- SOLID-OSのライセンスは次のTOPPERSカーネルのいずれの開発にもご使用いただけます。
Arm Cortex-A:ASP3/FMP/FMP3(32 or 64bit)
Arm Cortex-R:ASP3 (32bit)
- 原則としてご契約された企業様から他の企業様へのライセンスの譲渡や貸与は出来ません。
- 海外でSOLIDをご使用される場合は、事前に弊社にご相談ください。
- ライセンス契約後のキャンセルや、契約期間の短縮は出来ません。
- Windows Visual Studio の利用ライセンスを別途ご契約いただく必要はございません。
- インストール対象は、64 bit Windows PCです。MacやLinux PCはご使用いただけません。
- ボリュームディスカウントは、原則として同一企業様による一括購入(購買窓口単位)であり、かつお客様側の登録ユーザIDが同一の場合に適用します。
保守・サポートについて
- サポート契約はご用意しておりません。サポートが必要な期間もサブスクリプションライセンスをご契約ください。
- サブスクリプションライセンスでは、メールによるお問合せや、ソフトウエアバージョンアップサービスがご利用可能です。なお、オンサイトサポートは別途実費が必要です。
- ライセンス期間が終了すると、全ての開発ツール(PC上で動作するソフトウエア)はご利用できなくなります。
ライセンス期間終了が近くなるとSOLID画面上にアラームを表示します。
- ライセンス期間終了後も、リリースしたプログラムコード(実機上で動作するランタイムソフトウエア)の実行や、複製(量産)は可能です。
オプションプラン
- SOLID開発用のJTAGデバッガとして、PARTNER-Jet2 Model10を低価格で優待販売いたします。
通常価格 100,000円/1式 → 特別価格 50,000円/1式(税別)
RTOS関連費用
RTOSポーティング費用
お客様のシステムにSOLID-OSであるTOPPERSカーネルをポーティングいたします。
(対象作業:タイマ、コンソール出力実装、RTOSがアイドル状態で実行できるまで)
- KMC提供 TOPPERS/ASP3標準カーネル・・・1,000,000円/件(税別)
- SMP版カーネル・・・2,000,000円/件(税別)
RTOSサポート費用
- KMC提供 TOPPERS/ASP3標準カーネル・・・サブスクリプション費用に含まれる
- SMP版カーネル・・・1,500,000円/年(税別)
製品利用に対するRTOSロイヤリティ
- SOLID-OSである、KMC提供TOPPERSカーネルおよびSOLIDコアサービスライブラリは、SOLID開発環境での利用に限定します。
- TOPPERSプロジェクトの主旨に従い、RTOSを製品化した場合のロイヤリティは不要です。お客様ご自身でTOPPERSプロジェクトに利用報告してください。弊社への通知は不要です。詳しくはTOPPERSプロジェクト(https://www.toppers.jp/license.html)をご覧ください。
製品利用に対するミドルウェア・ドライバのロイヤリティ
- SOLIDコンパイラに含まれるライブラリ(libc)はオープンソースソフトウェアであるBSDライセンス対象です。お客様はこれらのミドルウェアやドライバの使用にあたって、SOLIDの利用料以外に追加費用を支払う必要はありません。
- 留意事項としましては、お客様がこのライブラリを使用した場合にはBSDライセンスの条項を製品に明記する必要があります。ただし、ソースコードの開示は必要ありません。詳しくはこちらをご参照ください。
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RTOS関連の注意事項
- ポーティング作業に当たっては、ターゲットハードウエアを弊社に貸与していただく必要があります。
- TOPPERS以外のRTOSのご使用の場合は、弊社営業までお問合せください。
- モニタデバッガ(カスタマイズ開発)対応につきましては、弊社営業までお問合せください。